減損会計

耳慣れない言葉です。2006年3月より適用される事となります。つまり企業の会計処理の方法が変わるのですが、そんな事が不動産にとっては重大な局面を向かえているのです。
減損会計とは、持っている土地の価格を現在価格で評価する事です。今までの企業会計は取得価格での評価だったのですが、これが実際の価格に変わります。つまり土地の価格が下がれば資産も下がると言う事です。地価が5000万円下がれば営業利益から5000万円を損益として決算するのです。こうなると赤字企業がどんどん出てきます。また銀行の貸出総量(BIS規制)なんかにも多大な影響が出てくるのです。銀行は資産が無くなるので貸出できない。企業はいくら営業利益を出しても赤字になる。などが懸念されるのです。特に大企業などは、いくら利益を出しても保有している土地の価格が下落すれば利益0。国は法人税の伸び悩み。株価は下落。銀行はますます資産減により貸渋りなんて事になります。
その為企業による土地の放出がおこっています。これからどんどん土地が放出されます。買い手は?マンション業者です。どんどんマンションが出来上がります。供給過剰です。人口は減ります。売れません。ますます価格が下がります。土地の仕入れ価格が下がります。大きな土地も小さな土地も価格が下がります。益々法人の資産が減ります。なんてデフレスパイラルの図式そのものです。もう土地は資産ではありません。使用・収益をあげる為の費用なのだという事を理解してください。使わない土地、収益をあげない土地には再度見なおしをしなければならないのです。

まとめ
世の中の土地に対する考え方は変わりました。土地は費用です。資産ではありません。費用に対しての対策などを考えなければならない時期になりました。土地は使用・収益の為に活用しなければなりません。



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