広告の読み方

毎週たくさんの不動産広告が来ます。何が真実で何がウソなの?どこを見ればいいの?

@価格
その一団の分譲地で一番安い住戸、もしくは割安感のある住戸が大きく表示してあります安い物件や割安物件には当然なにか隠れています。チラシの価格を鵜呑みにしない事。またその価格を相場価格と勘違いしない事。極端に安い物件は要注意です。

A売主か仲介か?
チラシには売主が直接出しているものと仲介会社が売主から承諾を得て出しているものまた、合同で広告代理店が出しているものがあります。売主が広告しているものは仲介手数料がかかりません。仲介もしくは媒介と書いてあるものは別途手数料(物件価格の3%+6万円)がかかります。販売代理となっているものは基本的には仲介手数料が発生しないものがほとんどです。新築物件は売主が直接広告している場合が多いので丹念に広告を見て売主から直接購入できるのに仲介会社を通して余分な仲介手数料を払わなきゃならないケースもありますので注意。

B何を売っているのか?
土地のみ?建物?一戸建て?建築条件は?借地?マンション?中古?何のチラシ?特に注意しなければならないのは土地のみの分譲と思っていたら建築条件がついていたりします。細かい文字は注意深く読みましょう。読んで欲しくないから小さい文字なのです。

C立地条件
電車の乗り換え時間。待ち時間。などは表示してありません。主要ターミナル駅までは朝のラッシュ時間も表示してありません。駅からの距離も徒歩の場合は80mを徒歩1分で計算してあります。信号の待ち時間や歩道橋を渡る時間、上り坂なども表示してありません。実際に歩いてみましょう。また近所に何があるのか?環境は危険なところなども現地でしかわかりません。

D呼びこみ方法は?会社?現地?電話?
問い合わせ方法は、会社に電話する方法と直接販売現地に行く方法があります。いずれにせよ営業マンと顔を合わせなければ話しになりません。電話だけで情報を聞き出そうと思ってもなかなか教えてはもらえません。良い情報を得たいのなら直接足を運ぶ事が必要です。電話ではメリットしか教えて貰えません。本当に必要なデメリットを教えてもらうには直接会いに行きます。
営業マンと一台の車で案内してもらう事は注意です。軟禁状態になったりします。

E物件概要
ここで全体の概要をつかみます総戸数と最多価格帯。総開発面積などで全体の規模をイメージします。

F法令上の制限
土地には用地地域が定められています。その土地にどんな都市計画があるのかどんな街造りをしているのかイメージします。第一種低層住居専用地域なら住環境が良いとか工業地域なら住むにはちょっと環境が悪いとか考えます。
建物付きの分譲は建築確認番号などが明示してあります。、また大規模開発は開発許可番号なども明示してあります。
地目を見てみましょう。農地(畑、田)などの場合は土地の地盤が弱い場合があります。

G見えない真実
文字だけの場合本当の事はわかりません。広告にデメリットは表示しません。好い事ばかりです。イメージ広告や参考間取りなど関係無いものばかりがクローズアップしてあります。
つまり書いて無い事は表示したく無いって事です。
日当たりが書いて無かったら日当たりが悪い
地型が書いてなかったら地型が悪い
駅からの距離が書いてなかったら駅から遠いなどなどです。

H法律
「宅地建物取引業法」「不当景品類および不当表示防止法」の二つの法律によって広告には制限があります。市街化調整区域や傾斜地建物が建てられない土地などデメリットも表示しなければならないので小さく書きます。また使ってはいけない言葉もあります。「最高」「最上級」「日当たり抜群」「一番」「格安」などの言葉は使ってはいけません。二重価格もいけません。不動産会社の免許番号なども明示しなければいけません。だからこの事に違反している不動産業者は法律を守る気が無いのです。そんなチラシにこそオトリ物件などが載ってます。

I紙
プロは広告の紙質もチェックします。上等な紙・写真付・片面のみ・大きな広告などその会社が広告宣伝費に対してどのくらいお金を使っているのかを検証します。

Jどこの会社?
地元の会社?大手?知名度や会社の規模はどうか?遠くの会社で知名度が無い場合や免許番号が若い会社などもチェックします。(免許番号が若い=会社設立して日が浅い場合が多い)

広告の裏読みのページもご覧下さい

社団法人首都圏不動産公正取引協議会 

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