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PRESIDENT 2012 11.12号

「土地・マンション」1円でも高く売るテクニック 親や自分の家を何とか売却したいけれど、
市況は冷え込むばかり。
少しでもお金がたくさん入る売り方をわかりやすく伝授します。

誰しも「わが家」には特別な思い入れがある。こだわって建てた、選んだ、という意識もあるだろう。
だからこそ老後に向けて売却や住み替えを考えるとき、少し待てばもしかして価格が上がるのでは、と考えている人もいるかもしれない。
だが、不動産の売却を手掛けるバイヤーズエージェント代表の石井成光氏は、平成以降の日本の土地神話の崩壊を強調する。
「今後、人口減の日本で住宅価格が上がることはまずありえません。一部地域の価格が上がることがあっても、基本は下落の一途。相続した親の家で、今売る必要がない物件でも築三五年から四〇年を超すと修繕費その他が嵩み、かつ売れなくなりますから、
売れるうちに売るのが賢明でしょう」

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