不動産講座

不動産原稿

欠陥マンション販売

欠陥マンション販売

Q;最近マスコミ等々で欠陥マンションについて相当にぎわっています。売主の対策は?

  1. 良い物をつくって信頼回復に努める
  2. そんなお客には売らない

回答はこのページを読んでください。

「このマンションは地震に対して大丈夫ですか?」「欠陥マンションではありませんよね」「本当に大丈夫ですか」このセリフを言ったらもうマンションを売ってくれません。答えはわかりきっているでしょ?ダメとは言いません100%

「保証内容を細かく教えてください」「施工中の写真を見せてください」「施工図面を見せてください」「工事中の現場を見たいんですが」「さや管ヘッダーがどうしたこうした」「スラブ厚がうんちゃらかんちゃら」「耐震補強がそりゃそりゃ」
このセリフもそうです。売主は販売する事を躊躇します。抽選会では絶対に落とされます。

そんな・・売主はお客を選ぶの?と平和な事を言ってはいけません。売主は選ぶのです。後々クレームになりそうなセリフを言ったら最後、「売りません」とは言いませんが買わなくするような言動また追客などは一切しません。万一どうしても欲しいと言っても抽選会で選から漏れます。(抽選会についてはこちらを参照してください

クレームに対しては極端に嫌がるのです。その事に時間を割きたくない。企業イメージが悪くなる。すべてが後々の販売状況に大きく影響してくるのでたとえ目先のクレーマー見込み客2件を契約するのならクレームの無い1件を契約したほうが効率的なのです。ちょっと怪しい(細かい)お客様は一度本部にお伺いしてから追客や申込などをするのです。これがデベロッパーの対応策です。

答えは②

 

Q:買ったマンションに構造的は問題があった場合にはどうするのですか?

  1. 徹底的に裁判する
  2. 泣き寝入りする

選択肢はこれしかありません

構造的な欠陥が発見された場合当然売主に補償を求めます。しかしマンションの構造的な欠陥はもうどうにも出来ません。裁判?素人対大手で?大変な労力と財力と時間が必要になってきます。大手はそこを狙っているのです。体力勝負になってあなたが倒れる事を狙っているのです。裁判による資産価値の減少などもあります。

答えは②

「えっ?②泣き寝入りする?マジ?ありえな~い!」と思ったら裁判してください。大変でしょうが応援します。HP作成も協力しますので世間に訴えましょう。建築士も紹介します。弁護士も紹介します。でもこれ以上はできません。

 

Q:どうすればいいの?
①一か八かの賭けをする ②買わない

新築マンションの構造についてはプロの第三者ではどうにもできません。調査するって言ったって建築中ずっと一日中現場にいる訳にも行きませんし、瑕疵が発見されても個人で交渉してどうにかできる問題でもありません。かといって必ず欠陥の無い新築マンションを購入というのも分からない。結局新築マンションの構造については一か八かで購入するしかないのだ!との結論なのです。三井だ清水とかの最大手が信じられなくなった今信じられるものは無いのか?
マンション営業マンにこの事をぶつけてみたらいかがですか?答えは
「そんなに心配性なあなたはマンションなんて買うべきではない」って言われます。

答えはあなた自身で出してください。誰が悪いのかって?当然業者です。買主なんてこれっぽっちも悪くありません。でも残念ながらそれが世の中の仕組みなのです。
現在世の中に出ているすべてのマンションが欠陥マンションではありません。マスコミで出ているのはごく一部のマンションです。この事は誤解しないでください。

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